このほどマドンナがインスタグラムを更新し、このように綴った。
「昨日の集会は素晴らしかったし、美しい経験になったわ。『Express Yourself』を披露したけれど、歌の内容のように自分のことを表現したの。でも、いくつか大事なことをハッキリさせておきたい。」
「私は暴力的な人間じゃない。暴力を助長することもしない。私のスピーチから一部だけじゃなく、全体を聞いて理解することが大事よ。」
「私はこう言ってスピーチを始めたわ。『愛の革命を始めたい』とね。そして女性たち、そして社会の主流から取り残された人々には絶望しないでほしい。それよりも団結し、世界にポジティブな変化をもたらしていくべきと激励したの。隠喩を用いて話し、そしてモノの2つの見方を伝えたわ。希望を持つか、怒り狂うか。私は腹を立てたけれど、怒りにまかせて行動しても何の解決にもならない。状況をより良くするには、愛を持って対処するしかないの。『私達は愛を選ぶ』そう繰り返し言うオーディエンスの一部になるのは、本当に光栄なことだったわ。」
しかしこの演説で「ホワイトハウスの爆破」という表現を用いたマドンナに、米シークレットサービスは注目。万が一に備え、捜査を行っているといった報道もある。実際にマドンナに何らかの目的があるとの判断が下った場合は、米連邦検事がこのケースを引き継ぐとのこと。しかしマドンナに「ホワイトハウスを本当に爆破してやろう」という意志が無かったことは明らかで、本人が誰かに暴力行為に出るよう促した事実もない。だが過激な表現を選択したばかりに、マドンナは思いもよらぬ反感を買い批判される結果になってしまった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)