作家として売れるまでは非常に貧しい暮らしも経験し、しばらく鬱状態となり死をも考えたというJ・K・ローリング。しかしその後は『ハリー・ポッター』シリーズの大成功で莫大な資産を手にし、人気を不動のものにした。そのローリングがこのほどTwitterを更新し、このように綴った。

「ステキなクリスマスのお祝いメッセージを多く頂き、感謝しています。」
「ですが、本当に辛い時期を過ごしている方々からもメッセージを頂きました。苦境も、クリスマスの時期にはなおさら辛く感じるものですね。」
「もし愛する人々と一緒に温かい場所で安全に過ごせるのなら、そして十分に食料があるのなら、きっと私と同じように自分は恵まれていると感じるでしょう。でも辛いことだらけの人生を過ごしているのなら、そして自分の望む場所にいないのであれば、こう思い出してほしいの。驚くような変化だって起こり得るわ。全ては変化する。永遠に変わらないものなど無いのよ。」

そしてローリングは自身の過去を振り返り、こうも付け加えている。

「私も最悪なクリスマスを過ごした頃、自分の不幸に終わりがくると信じるのは難しかった。未来が怖くてしかたなかったの。でも将来何が起こるかは分からない。驚くような逆転劇だって、毎分のように起きるものなの。」
「悲しく、孤独で、近親者を亡くしていて、病気で、愛する人達と離れ離れ。もしくは別の理由で苦悩しているのなら、私から皆さんに愛を送ります。そして皆さんに幸運とより良い時が訪れるよう、願っています。」
「忘れないでください。クリスマスだって、結局はただの日。この日はあなたやあなたの人生を試すテストでも得点表でもないわ。だから自分自身に優しく接してくださいね。どうか楽しいクリスマスを！」

これに対し、ファンからは「あなたの発する全ての言葉がギフトです」「思わず涙がこぼれました」というコメントが多数寄せられた。

出典：https://www.facebook.com/fantasticbeastsmovie
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）