ギリシャ正教会の司祭であるウィリアム君の父ピーター・マイリスさんによると、ウィリアム君は生後6か月で数字を覚え、7か月で英語をセンテンスで話し自分の意思を伝えることができるようになったという。
その後ウィリアム君は、1歳9か月で足し算、2歳には掛け算までマスターした。同時に子供用の本を読み、「Happy Cat」と題した9ページの物語まで作成した。4歳になると代数や手話を習得し、ギリシャ語を読めるようにもなった。
5歳にはすでに英語、ギリシャ語、フランス語、スペイン語、ヘブライ語のアルファベットもマスターしていたウィリアム君は、とにかく物覚えが早い。学校で出会った中国人の女の子からわずか1時間で、中国語での100までの数字の数え方や家族の呼び方などを覚えたそうだ。
将来は天体物理学者になりたいというウィリアム君は、「宇宙に生命体が存在するということを一番に発見したい」と大きな夢を持っている。天才少年と言われるウィリアム君だが、父のピーターさんは「普段は同年齢の子供たちとなんら変わりありません。ビデオゲームやテレビショーが好きで、スポーツや友達と遊ぶことも好きですよ」と話す。
ウィリアム君の他に29歳の娘と26歳の息子がいるピーターさんと母ナンシーさんは、17年目のサプライズでウィリアム君を授かった。見たものをすべて頭に入れる聡明さを持つウィリアム君を、両親はプレッシャーを与えることなくサポートしていきたいと語っている。
天才少年ウィリアム君は「宇宙の始まりには神様のような何らかの外からの力が必要だったはず(宇宙の始まりには神の存在があった)」と言い、アルベルト・アインシュタインやスティーブン・ホーキング博士ら物理学や宇宙化学の天才が、これまでに唱えてきた理論にも挑戦していく姿勢をみせている。
出典:http://www.post-gazette.com
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)