デートしても、交際に発展させようとするとなぜか女の子たちは彼の元を去ってしまう。それに苛立ちを募らせた男は、身勝手なことにまだ中学生の少女の命を奪うことを思いついた。このほど米テキサス州で…。

テキサス州ウィチタフォールズで2日午後、未成年の少女2名が銃撃される事件が発生し、コーディ・オースティン・ロットという20歳の男が殺人および加重暴行容疑で4日に逮捕された。犠牲となったのはローレン・ランダヴァーゾさん（13）とマケイラ・スミスさん（13）。中学校から自宅に徒歩で帰宅する最中にいきなり銃撃され、ランダヴァーゾさんは死亡。スミスさんの容体は安定しているが病院での治療が続いている。

ウィチタフォールズ警察のマヌエル・ボレゴ署長が発表したところによれば、ロットは逮捕後の取り調べで「なぜ僕がシングルなのか理解できない。悪魔に相談したら『だったら女の子たちを殺せばいい』と言われ、義父が所有するライフル銃を持ち出した」などと供述したとのこと。アパートの窓から通りをながめ、少女らが通過したことを確認するとピックアップトラックに乗リ込み、彼女らを追跡して車内から次々と発砲した。「銃の投棄も考えたが、両親から怪しまれることからやはり持ち帰った」とも話しており、犯行は計画的なものと判断されるという。

ガールフレンドが欲しくてもできないことに不満が募ったという非常に身勝手なロットだが、ランダヴァーゾさんについては「すでに彼氏がいるのを知って怒りを抑えることができなかった」とも供述。どのような理由から心を通わせられる関係に至らなかったのか、裁判ではそのあたりにも関心が集まりそうだ。現在、拘置所に身柄を拘束されているロットに対する保釈保証金は400万ドルと設定されたという。

出典：http://heavy.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）