松坂桃李が娼夫役、高岡早紀が彼に惹かれていくボーイズクラブのオーナー役を演じる舞台『娼年』に“同業者”である芸能人たちも衝撃を受けている。大島優子と観劇したAKB48峯岸みなみがツイッターで「人間の底無しの欲望が渦巻いていました」とつぶやけば、女優の板谷由夏はInstagramにて「セックスシーンでいちいち泣けた」という。
石田衣良氏による恋愛小説『娼年』と続編の『逝年』を原作にした舞台『娼年』は、女性にもセックスにも楽しみを見いだせない大学生のリョウが、女性向け会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香に誘われて娼夫の仕事を始めたことでストーリーが展開する。
松坂桃李演じる主人公のリョウは女性たちの相手をするうちにそれぞれの隠れた欲望があることに気づき、それを引き出すことにやりがいを感じるようになる。オーナー・御堂静香(高岡早紀)に振り向いてもらおうと仕事を頑張るリョウ、そんな彼に静香も惹かれていく。
高岡早紀とは舞台で共演したこともありプライベートでも親しくしている大島優子が、8月31日に峯岸みなみとその舞台『娼年』を観劇した。峯岸がその翌日、『峯岸みなみ(chan__31)ツイッター』で感想をつぶやいている。「誰にも言えない、でも、誰にも止める権利のないそれぞれの欲望のカタチ」を舞台で表現できることに驚き「人間は汚い。けど、可愛い」と感じていた。
R-15指定だけに峯岸が「親子で観に行くことはオススメしません(笑)」と補足するような描写もある。ただ、41歳の女優・板谷由夏にとっては受け止め方も違うようだ。本作を観劇した彼女は9月2日に『板谷由夏 yukaitaya Instagram』で「生、性、つながる、交換、肉体、こころ、死」と振り返り「今朝もいろいろ考え続けちゃう」「セックスシーンでいちいち泣けた」「そんな舞台見せられたら夏の疲れも吹っ飛ぶわ」とある意味元気づけられていた。
上演前から人気俳優の松坂桃李が官能的なベッドシーンを演じることで評判となったが、脚本・演出を手掛けた三浦大輔氏は究極の状況からこそ伝わるものがあると考えたのだろう。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)