「ただアンジーが元気でいてくれれば…。」
そう願い、ガンを防ぐべく大手術に踏み切った妻に寄り添い続けたブラッド・ピット。しかし夫婦関係にはいつしか修復しがたいヒビが入っていたらしく、このほど妻アンジェリーナ・ジョリーが離婚を申請した。完全破局に至ったのは数日前と見られるが、アンジェリーナは離婚申請の理由につき「妥協しがたい相違がある」と書類に記載。子供達6人については「自分が一緒に暮らし養育をしていきたい」「ブラッドには訪問権を与えたい」としており、離婚後の扶養料、また子供達の養育費については求めていない。アンジェリーナの弁護士は、米メディア『PEOPLE』にこう伝えている。
「アンジェリーナが、結婚の解消を求める申請をしました。家族のためです。本人からはコメントはいたしません。家族のプライバシーを求めています。」
またブラッドからは、以下のような声明が発表された。
「この件については、とても悲しく感じています。ですが子供達の幸せが何より大事です。辛い時期ですので、どうかマスコミの皆さんには子供達に干渉しないでいただきたいと思います。」
最近では喧嘩も多く別々に過ごす時間も長かったというが、周囲もまさか離婚になるとは思っていなかったもようで、結婚2周年を祝って間もない夫妻の離婚決意に驚く声も多数あがっている。
ちなみに気になる離婚を決意した“具体的な理由”は、今のところ不明。育児についてはブラッドが厳しくアンジェリーナが甘かったという。また『NYポスト』は「アンジェリーナがブラッドと映画『Allied(原題)』で共演した仏女優マリオン・コティヤール(40)の仲を疑いスパイする人物を雇った」「そしてブラッドがクロだとバレた」とも伝えたが、『PEOPLE』には「コティヤールと離婚は無関係」とする証言が寄せられている。
「夫妻の関係は申し分ありません。」
「多忙な生活をしていますが、ハッピーなんです。子供達もずいぶん大きくなりましたし。」
先月はそのような声も伝えられたばかりで、夫妻が離婚に向かっているとはメディアも予想していなかった。しかしアンジェリーナはブラッドを元妻ジェニファー・アニストンから奪った過去があり、「自分も同じようにブラッドを失うのでは」という不安があると伝えるメディアも少なくはなかった。熱愛発覚から10年以上、そして結婚からは2年―ハリウッドでも理想的と言われたおしどり夫婦が、ついに離婚することになってしまった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)