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このほど、ジンバブエのエネルギー省サミュエル・アンデンジ大臣が「ファストフードのチップスに気をつけるよう」と異例ともいえる警告を発表した。問題はチップスの油にあるという。
9月5日のジンバブエ国営放送によると、電力会社の変圧器から油を抜いて盗み、盗んだ油をファストフード店に販売する人物がいるとアンデンジ大臣が警告しているとのことだ。その油で揚げたチップスを消費者が口にした場合、人体に大きな問題があるという。
政府はこの件に関して非常に懸念しており、国民に機械油で作られたチップスを買わないよう呼びかけている。
実は2011年にも同様の問題が発生し、ジンバブエ電力公社(ZESA)でも、何者かがハラレにある電力変圧器から油を盗み、露店の料理屋に売りさばいているという報告を挙げている。また、油は自動車の燃料と混ぜて利用できるので、料理だけでなく燃料としても使われているという。さらに、ジンバブエだけでなくケニアやザンビアでも同様の事件が起こっているそうだ。
しかしツイッターでは、大臣の言う「変圧器から油を抜く」という行為自体にかなりの専門的知識が必要であると指摘する意見があり、アンデンジ大臣の発言を懐疑的に受け止める声もあがっている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)