映画『恋のからさわぎ』や『ブロークバック・マウンテン』で人気を博し、高い演技力とカリスマ性で世界中の映画ファンを魅了した豪俳優ヒース・レジャー。しかし彼は2008年に急死。死因は処方薬の併用摂取による急性薬物中毒で、この死に家族、関係者、世界中のファンが大きな衝撃を受けた。
その突然の悲劇から8年、このほどヒース・レジャーの父キム・レジャー氏が『Daily Mail Australia』の取材に応じ、こう語った。
「あれは完全に息子の責任です。他の誰にも責任などありません。」
「息子が薬に手を伸ばし、自分で摂取したのです。あのような状況では、(息子以外の)誰も責めようがありません。」
しかし愛する息子の死は想像を絶する辛い出来事だったらしく、キム氏はこうも続けている。
「(息子が死去したのだと)容認することは難しい…息子を深く愛していたからです。本当に自慢の息子でした。」
ちなみにヒースの姉は嫌な予感がしていたのか、ヒースが死去する前の晩に本人に電話をかけたという。
「そう、娘は(ヒースが死去する)前夜に電話をして、息子に“睡眠薬と処方薬を一緒に摂取しては駄目よ”と伝えたのです。すると息子は娘にこう言ったそうです。“姉さん、俺は大丈夫だ。自分のしていることくらい分かってる”って。でも息子には(自分のしていることが)分かってはいなかったのでしょう。」
ヒースは、『ブロークバック・マウンテン』で共演した女優ミシェル・ウィリアムズと婚約。2007年の婚約解消を前に娘に恵まれており、その子は今年11歳になる。
出典:https://www.facebook.com/BrokebackMountainMovie
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)