人々が安全に暮らせるためにも無くてはならないのが林業。実に重労働な上、使用される様々な機器もひとつ扱いを誤れば非常に危険なものばかりである。米インディアナ州では、林業を営む叔父を手伝っていた18歳少年が深刻な事故により命を落としてしまった。
インディアナ州ブラックフォード郡のハートフォードシティ近郊で14日午後4時すぎ、樹木の伐採にあたる叔父を手伝っていたコーディ・ブロネンバーグさんという少年が切り株砕木機に誤って接触。回転刃に体を吸い込まれ、18歳の若い命が無念にも奪われてしまったことを『CBS News』ほかが伝えた。
ブラックフォード郡保安官事務所は同州のCBS系メディア『WTTV』の取材に、コーディさんは丸太を動かす作業を手伝っている最中、何かに足を取られて砕木機に倒れ込んだが、その際に回転する刃に衣服が絡まった可能性もあるとみて調査を進めていると述べた。
救命救急士が現場に到着した時コーディさんはすでに息絶えており、そのむごたらしい姿の検死にあたった担当官は「遺体から稀に見る悲惨な事故であったことが分かる」と表現したもよう。大変な肉体労働である樹木の伐採という作業を手伝ってくれていた親切な甥の無念の事故死に、叔父夫婦はひどく打ちひしがれている。
出典:https://reportuk.org
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)