生まれて間もない乳児の遺棄という許し難いニュースがメキシコ・ベラクルス州から飛び込んできた。乳児のサイズは非常に小さく、なんと両方の脚が生えていない不遇な赤ちゃんであったと英メディア『mirror.co.uk』ほかが伝えている。
メキシコ・ベラクルス州のラ・ポスタという町で4月29日午後11時ごろ、暗い道を走る車から生後間もない男の赤ちゃんが投棄される事件が起きた。赤ちゃんは間もなく死亡し、人々はすぐに通報。赤ちゃんに白いカバーをかけてキャンドルを灯してあげたが、最初に目撃した人は「丸いゴミか何かが落ちたように見えた」と証言している。
赤ちゃんにはヘソの緒がついており、生後約1週間とみられる。現在、全力を挙げてその“子殺し”の行方を追っているというラ・ポスタ警察。しかし辺りはあまりにも暗かったことから、残念ながら目撃者も車の情報をよく把握していないもようだ。死因の発表は司法解剖の結果を待ってからになるというが、走る車から投げ落とされた衝撃も相当なダメージを与えた可能性は高い。この事件に対しては、「両脚がないわが子の不遇な姿に絶望した親が遺棄を決めたのではないか。それにしても死刑に相当する重罪」といった意見がほとんどであるようだ。
出典:http://www.opposingviews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)