ドラマ『ヤヌスの鏡』で芸能界デビューしてアイドル歌手としても活躍した杉浦幸がこの夏、7月2日にデビュー30周年記念イベントを開催することを発表した。彼女は今年の1月27日にブログで「紆余曲折…色々ありましたが、30周年の今日を迎えられたのは、支えてくださり応援してくださった皆様のお陰です」と心境を綴っていた。
杉浦幸(すぎうら みゆき)は1985年、中学卒業後に雑誌『Momoco』に登場して注目される。同年にはドラマ『ヤヌスの鏡』でヒロイン役を務め、1986年1月にシングル『悲しいな』でアイドル歌手としてデビューした。しかし、ブリっ子キャラを「子どもっぽい」と敬遠するところがあり清純派アイドルになり切れず、“毒舌アイドル”と揶揄されるような言葉を口にし始める。同期の山瀬まみを共演したラジオ番組で泣かせたこともあった。
1990年にホリプロを退社してからは、趣味のパチンコで力を発揮する。パチンコ番組や雑誌に登場して「パチドル(パチンコアイドル)」と呼ばれた。現在は独立してタレントや女流雀士として活躍している。
『杉浦幸オフィシャルブログ「Behind The Mirror」』では、1月26日の夜「本日1月27日デビュー30年を迎えました」「念願の歌手デビューした今日を、私の区切りめだと思っています」と綴っており、「思い返せば…美容師になりたかったから専門学校に行こうと思っていた時に、ひょんなきっかけから芸能界入りが決まり急遽進路変更で女子校へ」とデビューまでを振り返ると「本人日々必死で、正直何が起こっているのか、あんまり良く分かっていませんでした」と明かしていた。
30年前のデビューイベントでは「桶川からヘリコプターに乗り、よみうりランドに降り立った時、強烈に寒い中たくさんの皆さんが私を待っていてくれた事。あの時の感激は、私の歴史の1ページに深く刻まれています」と今でも鮮明に覚えている杉浦幸。これまでに何度か辞めようと思ったという彼女は、「支えてくださった皆様に私が改めて感謝する日。ありがとう」と感謝を忘れない。
その彼女から5月13日、「この度…デビュー30周年記念イベントを開催する事になりました」と発表された。7月2日(土)の開催に向けて「ここからまた新たなスタート。沢山の感謝と希望を胸に、ステージに立ちたいと思います」と心境を綴っている。
出典:http://ameblo.jp/miyuki-sugiura
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)