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大量の南アフリカ通貨を運んでいた貨物機が2月14日、ジンバブエ・ハラレ国際空港に緊急着陸した。その機内から男性の変死体が発見されたことを『herald.co.zw』ほか複数のメディアが伝えている。
問題の貨物機は米Western Global Airlineが、英Network Airline Managementに貸し出しているボーイングMD-11で、ヨーロッパ-アフリカ間を定期的に運行している。今回もドイツのミュンヘンで造幣した南アフリカ通貨57トン分を南アフリカ・ダーバンへ輸送している途中であった。
警察の調べによると、パイロットはモザンビークでの着陸許可を断られたため、ハラレに燃料補給のための緊急着陸を要請。その後、航空機器類に通じるドアから大量の血痕が見つかったため恐る恐るドアを開けたところ、黒人男性の遺体が飛び出してきたという。
男性は服を着ているが身元は不明、装置室内の送風ダクトで頭部を火傷していた。ジンバブエ警察が到着するまで、現場検証のため遺体は機体から頭が飛び出した状態のまま放置されていたそうだ。
男性の死因は不明、おそらく密航者ではないかとみられている。
出典:http://www.herald.co.zw
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)