TOKIOのリーダー・城島茂(45)が、元日特番『ウルトラマンDASH』でトランポリンを使って壁を登るウォールランに挑戦。体力を消耗しながら何度も立ち上がり距離を伸ばしていくが、ついに限界かと思われた時、メンバーの松岡昌宏が動いた。
2016年1月1日(金)に放送された『元日はTOKIO×嵐 ウルトラマンDASH』ではアスリートや名人たちが不可能と思える難題にチャレンジして“ウルトラマン”ぶりを発揮した。そのラストを飾ったのが城島茂だ。トランポリンによるウォールランで壁を駆け上がり、2階にいる寺田心くんが持つ茶碗の白飯に生卵をかけて卵かけご飯を完成させるというミッションである。
この“トランポリン壁登り”の技は2015年2月14日の『嵐にしやがれ』で大野智が挑戦したことがある。指導したプロが、「これができればシルク・ドゥ・ソレイユからスカウトされるかも」と言うほど難度の高いもの。それを45歳となる城島茂がクリアできるのか注目された。
城島も事前に体力づくりなど準備して臨んだが、壁の中ほどまでは登れるものの2度、3度と失敗するうちに息は上がり、表情にも疲労の色が見えてきた。すると、2階で見守っていた松岡昌宏が「俺が受け取ろう」と言い出す。窓から身を乗り出して腕を伸ばし、城島が持つ生卵をシェイクしたボトルを受け取ろうというのだ。
高所恐怖症の松岡が自らそれを買って出たのは意外だった。城島リーダーはもちろん松岡が高いところが苦手なことは知っている。そんな2人の間に通じるものがあり、さらなる力が発揮されたのだろう。さらに壁を駆け上がった城島茂はボトルを松岡に渡すことが出来、見事寺田心くんに卵かけご飯を食べさせるミッションをクリアした。
2階では山口達也が松岡を心配してズボンのベルトをつかんで支えており、他のメンバーの眼差しからも気持ちはひとつになっていることが伝わった。ゲスト出演していた亀梨和也と中島裕翔もそんな先輩たちの姿を目の当たりにして感動の拍手を送った。
アスリート達によるチャレンジはまさに“超”がつくものだったが、ラストを務めた城島茂そしてTOKIOメンバーが見せてくれたのは別の意味で“ウルトラマン”にふさわしいものであった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)