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自然環境に優しいエネルギーの開発に余念がない欧州各国。イギリスでは1年ほど前に“Bio-Bus(バイオ・バス)”なる新型の車両がデビューし、そのエネルギーが人糞からのメタンガスや廃棄された食糧であることから大きな話題となっていた。そしてどうやら食用油脂由来のエネルギーも誕生したもようだ。
ロンドン交通局(Transport for London)によれば、それはよりクリーンに改善されたディーゼル・エンジンを積んだバスに対応する、食用油脂由来の新エネルギー“B20”。対象はロンドン一帯を走るバス約8900台のうちの3000台で、この開発が順調であることから来年3月までに本格始動となるもようだ。
新しいエネルギーを開発したはよいが、車両やエンジンをそれに合わせて大きく手直しするようでは莫大なコストがかかる。しかし同交通局バス部長のマイク・ウェストン氏は「その心配はありません。メカニカルな改善点は何もありませんから」と説明している。「CO2排出量削減を年間21,000トン減らすという大きな目標に向け、まだまだ我々の努力は続きます」とは頼もしい限りである。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)