このほどレディー・ガガがビルボード誌主催の式に出席。そこで音楽業界につき「まるで忌々しいボーイズクラブ」と語った。

ビルボード誌による「Billboard Women in Music 2015」に出席したレディー・ガガが、“Woman of the Year”なる栄えある賞を授与された。そこでガガは音楽業界での苦労を、こう振り返った。

「私はこう言いたい。音楽業界は、女性にとっては時として本当に大変な場でもあるの。」
「この業界は、まるで忌々しいボーイズクラブ。私達女性には入り込めない場よ。」

また女性ゆえの苦労を、ガガはこのように語っている。

「長い間努力したわ。体で有名になるのではなく、知性のあるミュージシャンとして真剣に受け止めてほしい。そう心から願っていた。」
「でも女性だと、“音楽をやれる人物”とは信じてもらえない。そんな気分になることもある。」

そんな中この賞を得たガガは、「女性は音楽に知恵を授けるの。独特で特別な知恵をね」とも述べ、女性ならではの貢献ができることを懸命にアピールした。ポップ界での活躍にとどまらず、ベテラン歌手トニー・ベネットとのコラボやツアーで業界を存分に盛り上げたガガだが、ここに至るまでには相当苦い経験もしたようだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）