私たちの地球、大地はご存知の通り言葉で表せないほどの莫大なパワーを秘めている。このほどカナダの森でそれが伝わってくる映像が撮影され、世界の人々の目が釘付けになっているもようだ。

まるで大地が呼吸しているかのように、地震でもないのにゆっくりと上下する地面。そんな驚きの映像がキャッチされたのは先月31日のことで、場所はカナダ東海岸ノバスコシア州のアップルリバーにある森。撮影したのはブライアン・ナトールさんという男性で、“猛烈な勢いでメキシコに上陸した『ハリケーン・パトリシア』の強い西風を経験した数日後のこと”との説明が添えられた。ノバスコシア地方を愛する人々が集まるFacebookの “We Love Nova Scotia”にその動画を紹介したところ、大反響となったそうだ。

こちらは5日、『Manuel Petitat』さんが“breathing earth”というタイトルでYouTubeに投稿した動画（画像はrt.comのスクリーンショット）である。この動画の閲覧回数は現在400万回に届きそうな勢いで、「地球の息吹を感じる」、「強風で根こそぎ持っていかれる寸前なのだろう」、「ぞっとする」、「ただ驚きとしか言いようがない」などと人々の反応もさまざまであるようだ。

力強い大木とそれを育ててきた土。森に入るとその計り知れないエネルギーに圧倒され、人の心がただ畏敬の念で満たされるのは当たり前のことなのであろう。すべてを生み出す母なる大地、静かで深い呼吸を行っている森、その大切さを忘れてはならない。

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）