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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ウェイトレスにグラスを投げつけられた女性、17針縫う大怪我(米)

ファストフードやカジュアルなレストランでは、従業員の教育があまり行き届いていないといわれるアメリカ。先日はデトロイトでマクドナルド従業員がホームレス男性に残酷な仕打ちを行った話題をお伝えしたが、このたびはミネソタ州にある全米展開のカジュアルレストラン・チェーン「Applebee’s」で起きた事件をご紹介したい。

ソマリア生まれでケニアで育ったアスマ・モハメド・ジャマさんという女性はこのほど夫や友人家族とミネソタ州クーンラピッズの「Applebee’s」に入店したが、ウェイトレスの暴力により顔面に大けがをさせられてしまった。アスマさんがスワヒリ語を話していたことに立腹という、普通では考えられない動機であったようだ。

店員のジョデイ・マリー・ブルシャード=リッシュ(43)がそのテーブルにやってきた際、家族とスワヒリ語を使って会話をしていたアスマさん。ジョディはそんな彼女に「ここでは英語で話すように」と強制するなど威圧的な態度をとった。だがアスマさんは米国に住んで15年と英会話に関してはもうベテラン。「侮辱しないでください。私だって英語くらい話せます」と告げるとジョディは逆上。ジョディはアスマさんを怒鳴りつけ、飲み物を浴びせかけるなど手が付けられなくなり、店長が介入したところでガラス製のビールマグをアスマさんの顔に投げつけたという。

マグはアスマさんの顔面で粉々に砕け散り、彼女は唇、鼻、眉、まぶたなどに合わせて17針も縫う大けがをした。これによりジョディは第3級傷害罪にて逮捕・起訴されたが、2011年にも別の傷害事件を起こして有罪になったことがあるという。英会話はできても親族とは母国語で話したいという移民が無数暮らしているアメリカで、この類のトラブルが起きることは非常に珍しい。ジョディの喧嘩っ早い粗暴な性格がすべての原因とみるべきであろう。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)