ルーマニアでこのほど、「2014年度ミス・グローブ・インターナショナル」ルーマニア代表の運転する車が大勢の人を乗せた馬車に衝突。乗客らは次々と車外に投げ出され、8名の死傷者が出たとルーマニアのメディア『hotweek.ro』が伝えた。
ルーマニア東部ヴランチャ県のハレトでこのほど、馬車が自動車の追突を受けて大破する事故が起きた。車を運転していたのは昨年度ミス・グローブ・ルーマニアに選ばれ、現在はトップモデルとして活躍中のダイアナ・ディヌー。乗っていたアウディはフロント部分が大破したが、本人および3人の同乗者に怪我はない。
都市部の幹線道路では走行が禁じられるようになったものの、ルーマニアでは現在も人々の移動に欠かせないとされている馬車。ディヌーの車に追突された馬車には多数の人が乗っており、これまでにドレル・コンスタンティンさん(52)、コリーナ・コンスタンティンさん(42)、ガブリエラ・コンスタンティンちゃん(5)とコズミン・リンツァさん(26)の死亡が確認されている。またほかの4名も病院に搬送され、予断を許さない状況にあるという。
ディヌーが前方不注意による過失運転致死傷罪に問われるケースではあるが、馬車が安全確認を怠ってディヌーの車の前に割り込んでおり、御者(運転責任者)のマリアン・ボトアーガ(46)が酒に酔っていたことも判明。ディヌーは不起訴処分になる可能性が高い。11月にはトルコで開催されるモデリングコンペティションに国の代表として出場する予定だという。
※ 画像はhotweek.roのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)