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南アフリカ・ケープタウンで10月8日夕方、列車内で火災が発生した。帰宅時間で混雑している最中の出来事であった。ケープタウンの列車は午後7時以降は何が起きてもおかしくないと言われるほど危険であるが、午後5時はまだ通勤時間帯で比較的安全なはずであった。
目撃者によると火災は8日午後5時過ぎに発生、午後6時に消防隊がミューゼンバーグ駅に駆けつけたときには、列車3両の窓やドアから激しい炎が噴出し黒煙が上がっていた。乗客はすでに避難しており、けが人はいなかった。
しかし高電圧が流れているケーブルがあるためむやみに放水できず、消防隊による消火活動は電気の供給がストップされるまで待機しなければならなかった。ミューゼンバーグ駅はビーチのすぐそばにある。学校の春休みと重なったこともあり、夕方6時のビーチはまだ賑わっていた。黒煙が立ち込める炎に包まれた列車を見ようと野次馬が集まり、ソーシャルメディアにはその時の写真が複数投稿されている。
7時近くになってようやく鎮火したが、火災原因はガソリンの入った火炎瓶が列車に投げつけられたこととみられている。ケープタウン市安全保障管理者リチャード・ボスマンによると、火災現場から立ち去る少年3人を警察が逮捕したという。
※ 画像はtimeslive.co.zaのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)