2009年に50歳という若さで逝去してもなお、世界中の多くのファンを魅了してやまない“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソン。そのマイケルの遺志を継ぎソロやチームでステージを再現するマイケルダンスパフォーマー・Masaki(まさき)がTVCMに出演する。CMでは鼓に合わせてダンスを披露しており、和と洋の異色コラボという興味深い仕上がりになっている。
マイケルダンスパフォーマーとして活動を続けるMasakiは、1982年生まれの32歳。今年9月23日には、横浜アリーナで開催された『Legend TOKYO vol.5』にてマイケル・ジャクソンの振付師トラヴィス・ペインによる『Michael Jackson LEGEND TRIBUTE』に出演した。トラヴィス・ペインと言えば、マイケルのラストツアーとなった『THIS IS IT』で振付師および共同ディレクターを務め、マイケルの右腕とも称される存在だ。Masakiはこのステージに立つためにオーディションを受けて合格し、本番を迎えた。また、2014年には著書『継ぐ思い―マイケルダンスパフォーマーとして生きる』を出版し、マイケルファンからも好評を得ている。
このようにマイケルダンスパフォーマーとして一線で活躍するMasakiと鼓の演奏で共演したのは、坂東玉三郎丈舞踊公演をはじめ、数々の歌舞伎・能・長唄等の舞台に出演経験を持つ藤舎成光(とうしゃせいこう)だ。「いよぉーっ」という声に始まり、鼓のリズミカルな音に呼応するようにダンスを繰り広げるMasaki。途中マイケルを彷彿とさせるムーンウォークも披露する。衣装の和服を広げて回るシーンもあるが、衣装の絵柄は絵師・木村英輝(きむらひでき 通称:キーヤン)の書きおろし、衣装作成は京都から新しい和を発信しつづける『SOU SOU』のオリジナル。『SOU SOU』はユニクロとのコラボ商品やブランドムック本も発売されていて若者にも人気が高いテキスタイルブランドだ。
日本の伝統文化とダンスの融合が目を引くこのCMは、ひとくち餃子でお馴染みの『点天』によるもの。新商品『手羽先餃子』を紹介しているが、これは国産手羽先の中骨を一本一本手で抜き取り、春にはニラ、夏は甘とうがらし、秋はきのこ、冬はごぼうなど四季それぞれの旬な食材を手羽先に詰め込んだもの。そのためCMも四季編に加えて、春編、夏編、秋編、冬編と5パターンが用意されている。TVCMは10月3日(土)より東京、名古屋、大阪にて放映開始。YouTubeでも視聴することができる。
◇四季編 https://youtu.be/c9p8Cf1_d-w
◇春編 https://youtu.be/4R5SIYrnUso
◇夏編 https://youtu.be/qaoyek3OIdw
◇秋編 https://youtu.be/P1yXkXAeBe8
◇冬編 https://youtu.be/-PE3H8IIWwo
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)