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人気ロックバンド「エアロスミス」のスティーヴン・タイラーが、大統領選に出馬を表明した大富豪ドナルド・トランプ氏の“ある行為”に激怒。弁護士を通じ「訴訟も検討する」と強気の構えをみせている。
大統領選への出馬で全米を驚かせた資産家のドナルド・トランプ氏は、「エアロスミス」の楽曲『Dream On』が大変お気に入りの様子。これをキャンペーンでも使用しているが、スティーヴン・タイラーは弁護士を通じて「使用を止めよ」と警告した。
しかしこの警告、今回が初めてではなかった。8月には手紙を送ったものの、トランプ氏はそれでも楽曲使用を止めなかったという。最近ではジョージア州でのキャンペーンでこの曲を使っているが、スティーヴンは「これでは俺たちが支援者のよう」と誤解が生じることを懸念。今回は「24時間以内にプレイリストから削除する、もしくは使用権を得ている証拠を提示せよ」と通達したそうだ。
ちなみにこれほどまで楽曲使用を止めさせたい理由について、スティーヴンの弁護士はこのように説明した。
「(楽曲使用の前に)クリエイターに許可を得ねばなりません。この曲を書いたのはスティーヴン氏です。つまり、トランプ氏は無許可で彼の所有物を使用しているということです。」
またこの動きにつき、弁護士は「政治とは関係のないこと」とも付け加えている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)