身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
Rank.1
リスクがつきものであるだけに、分娩トラブルの一定数の発生はどうしても仕方がないことだと言われている。だがこれはあまりにも悲惨な例としか言いようがない。インドからとんだ医療過誤のニュースが舞い込んで来た。
逆子の状態で自然分娩に挑み、しかしなかなか胎児の頭が子宮から出てこない様子に、胎児の頭部を切り離すことを決断したある産科医師。しかしその母親も命を落としてしまった。インドのウッタル・プラデーシュ州シャージャハーンプル県にある政府管轄の病院で22日夜、実に恐ろしい医療事故が起きたもようだ。
待望の赤ちゃんを腕に抱くことなく、自らの命をも奪われてしまったジータ・デビさん(32)という女性。夫のヘマントさん(40)は「赤ちゃんの首から下を無理に引っ張り出す、出てこない頭部を切断するなど、まさにヤブ医者による医療ミスです。さらに“よその病院で診てもらいなさい”と言って、彼らは妻を見捨てていなくなってしまいました」と激怒している。
ジータさんは地元の小さな施設に移され、子宮の中に残っている赤ちゃんの頭部や残存物が取り除かれたが、残念ながら23日に帰らぬ人となってしまった。シャージャハーンプル県の長官であるシュブーラ・サクセナ氏はこの件に関し、「医師の怠慢による嘆かわしい医療過誤です。慎重に調査を進めたい」と述べている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)