赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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7月23日、南アフリカ・ケープタウンの小学校で8歳の男子児童がリンゴを喉に詰まらせて死亡した。この児童は自転車に乗りながらリンゴを食べていたという。
男子児童の異変に気づいた教師らはすぐに救急隊と警察官を呼んだが、その間に適切な処置ができず手遅れとなってしまった。警察官が到着した時にはすでに児童は亡くなっていたという。
この地域は救急医療へのアクセスが非常に悪く、救急車の待機場所から一番近いところで20キロ以上も離れている。そのために民間人による適切な応急処置に頼らざるを得ない。しかし今回、小学校で応急処置が対応できた教師は2名しかおらず、彼らが蘇生法を施したが児童を助けることはできなかった。
この地域の代表者は、現地メディアに「教師に適切な処置ができていたら、助かったかもしれないと思うとやりきれない」とコメント。また西ケープ州教育省では、教師の応急処置訓練がもっと必要であることを述べた。
※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)