英ウェスト・サセックスの超高齢女性が、このほど何の間違いか保健当局より“妊娠”を告げる通知を受け取った。本人は「70年ぶりの妊娠だなんて」などと照れた笑顔を見せているが…。

99歳にして「ご懐妊です」と告げられたのは、英南部ウェスト・サセックスに暮らすドリス・アイリングさん。英メディア『metro.co.uk』によると、彼女はある日「Portsmouth Hospitals NHS Trust（ポーツマス病院国立健康サービス・トラスト）」から書類が郵送されてきた。「つきましては尿検査を行うため定められた日にフェアハム・コミュニティ・ホスピタルに…」と案内されているその通知。だが誕生日の欄は21/11/1915とあり、これを作成した担当者がおかしいと思わなかったものか不思議である。

3人の子供がすでに年金受給者となっているというご長寿なドリスさん、人生経験も豊富な彼女は「謝らなくたっていいわ、こういうミスもたまにはあるものよ」実に寛大である。「孫が20人もいるけれど、そうねぇ、70年も妊娠からご無沙汰していることだし、この際…」などと茶目っ気を見せては人々を笑わせているそうだ。もっとも保健当局の側になんらかのミスがあったことは明白であり、本来受け取るべき女性が別にいたのではないかと案じる声も多いようだ。

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（TechinsightJapan編集部　Joy横手）