汗ばむ陽気が続くと、冷たいビールで火照った体を冷やしたいと思う人も多いだろう。仕事帰りにビアガーデンで生ビールを一杯。想像するだけでゴクリと喉が鳴る。今回「キリン一番搾り生ビール」から新たな「一番搾り」が出るという。さて一体どんなビールで我々の喉を唸らせてくれるのだろう?
ビール日和な18日、キリン一番搾りガーデン Brewer’s Spirit 東京店にて「地元うまれの一番搾り」発売イベントが開催された。今年発売25周年を迎える「キリン一番搾り生ビール」が全国の9工場ごとに味の違いや個性を楽しめる地域限定の「一番搾り」を5月19日より発売する。
北海道千歳工場に始まり、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡工場まで全国9工場で製造される「キリン一番搾り生ビール」。今回9工場を代表して取手、横浜、岡山工場の醸造開発責任者が登壇した。彼らはCMで嵐とも共演を果たしたちょっとした有名人。商品開発から醸造までを担当しているだけあり商品へのこだわりや思い入れは皆とても熱い。
■取手工場・谷川満醸造長
「食材が豊かな茨城なので、うまいもんどころとしてPRしたい。アルコール度数5.5%。多くの麦芽を使用し、柑橘系のホップでその香りを楽しめる。通常の一番搾りでは使っていない酵母を使用したことで、ビールの味の根源を変えることにチャレンジした」
■横浜工場・岡田義宗醸造長
「港と異文化が融合した潮風薫る町・横浜を表現したかった。異文化で生まれた洋食、家系ラーメン、崎陽軒のシュウマイと濃いめの味付けが多いので、それに負けないよう爽やかな一番搾りにしたい。アルコール度数は6%。カラメル麦芽を使用し色は濃く、味わいは甘め。フローラルな香りのホップを使用しており、芳醇ながらスッキリとした味わいを表現した」
■岡山工場・家村友也醸造長
「晴れの国、岡山。瀬戸内海あり山ありで豊かな自然に育まれた食材がある場所。(目指したビールは)それら食材を引き立てるイメージ。飲んだ時にしっかりとした味わい、飲み込んだ後はすっと切れて後を引かない上品でキリッとした味わいを表現した。素材には岡山県の幻の米と言われる“雄町米”を使用。この“雄町米”は実は「使いたい」という酒蔵が多く、リスクを背負って先に原材料の調達だけは行った。開発決定までは和食のお店に飲みに行き、料亭の主人と話をしながらイメージを膨らませた。9工場の中で一番スッキリしているかもしれない」
いずれも、自分たちが丹精込めて作り上げた一番搾りについて熱く語ってくれた。
こちら9工場の「地元うまれの一番搾り」は期間限定・数量限定にて発売される。各工場の地元では、その工場から直送されたビールを購入することができる。さらに、キリン一番搾りガーデン Brewer’s Spirit 東京店では工場別に6週にわたり※9工場すべてのビールを提供。ご当地限定メニューと一緒に味わうことができる。
※5月19日から6月1日 仙台工場、横浜工場、岡山工場
6月2日から6月15日 取手工場、名古屋工場、神戸工場
6月16日から6月29日 千歳工場、滋賀工場、福岡工場
現在“応募シールを集めて絶対もらえる!9人の醸造家がつくる9つの一番搾りプレゼントキャンペーン”が行われており、9人の醸造家の一番搾り9本セットがもらえる内容となっている。
Aコース 「9人の醸造家の一番搾り9本セット」(応募シール96枚)
Bコース 「9人の醸造家の一番搾り3本セレクト+特別仕様うれしいっ!一番搾り製法体感タンブラー」(応募シール48枚)
6月9日(水)当日消印有効
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)