少林寺の世界で鍛え抜いたことにより、痛みを感じることや傷を負わない強靭な肉体を手に入れたとする男性が中国・四川省にいた。目を覆いたくなるような写真が話題を呼んでいる。
武術の世界で自らの心身を鍛え、律し、超人的な身体能力を自慢する人々がいる。このほど中国のメディア『shanghaiist.com』が紹介したところによれば、驚くほど強い皮膚と痛みに耐える力を持っているのは中国・四川省綿竹市のZhao Ruiさん(24)。作動している電動ドリルを10秒間にわたりこめかみに突き刺し、首の力で鉄筋を曲げ、槍を腹部に突き刺すなど次々と挑戦し、見守る人々を悲鳴に包むという。
電気ドリルを突き刺したにもかかわらず、皮膚には赤い斑点が出来ただけで「何かのトリックではないか」といった声もある。しかしZhaoさんは「いずれの妙技も2013年から始めた非常に専門的で厳格なトレーニングの賜物です」と言い、「一般人は決して真似をしないように。私自身もかつて大怪我をしたことがありますから」と警告する。
現在は地元で武術指導の仕事をしているZhaoさん。日本に「少林寺拳法」をもたらした中国河南省の「嵩山少林寺」の門を彼が叩いたのは2009年のこと。5年ほど気功術を学んだことがおおいに役立っているという。もっとも母親はメディアの取材に、「そんな息子が心配で仕方ない」と嘆いているもようだ。
※ 画像はshanghaiist.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)