2011年の冬に、勢いよく回転する飛行機のプロペラに接触した人気ファッションブロガーのローレン・スクラッグス（26）。その凄惨な事故による大怪我で左目と左手を失った彼女は今、どうしているのか。

モデルとしての将来を期待され、ファッションブロガーとしての活躍でも人気を得ていたローレン・スクラッグス。彼女はライトアップされた風景を上空から眺めるために飛行機に乗ったというが、同機着陸後に機体から降り、回転中のプロペラに接触。病院に運ばれたものの、左目と左手を失い「もう誰にも愛されない」と人生を悲観したという。

その彼女に恋をしたのが、TVパーソナリティのジェイソン・ケネディ氏（33）だ。事故後に知り合った2人は、昨年春に婚約を発表。12月には結婚し、今は新婚生活を満喫している。想像を絶する苦しみを乗り越え花嫁になったローレンが、このほどメディアのインタビューを承諾。そこで現在に至るまでをこう振り返った。

「もう人はこれまでのような目では見てくれない。そんな不安があったわ。」
「でも学んだの。人は（外見上の欠陥ではなく）心や性格で判断してくれるとね。」
「そう自分でしっかりと確認できたこと。それは素晴らしい経験になったわ。」

怪我からの回復後は執筆活動など仕事をこなし、愛する男性にも出会い人妻になったローレン。今の彼女は“人生”をどう考えているのか。

「人生は素晴らしいわ。悲劇も起こる。でもそれを乗り越えた先には、より明るい光が必ず見えてくるの。今の私の生活は、（事故の）前よりも良いものになった。ええ、クレイジーな話よね。事故前だって人生を楽しんでいたから。私はこう願っています。皆さんにも、どうか希望を持ってもらいたいとね。」
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）