身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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中国人がとても大切にする春節の祝い。しかし陝西省では悲惨な死亡事故が発生した。自慢の手作り菓子も取り返しのつかないミスを犯してしまった祖母は、可愛がっていた孫の死にただうなだれている。
中国・陝西省楡林市の綏徳県で19日、家族が一堂に会した春節の宴の最中に女の子3人が急性中毒の症状を発した後に死亡。祖母が腕をふるってこしらえた自慢のマントウ(饅頭=中国式蒸しパン)から、“ホウ砂(ほうしゃ)”が検出されたことを中国のメディア『english.cri.cn』が伝えている。
死亡したのは6歳から13歳までの3人の孫娘で、同じものを食べた男性とその8歳の男の子も病院で治療を受けたという。祖母がマントウを作る際、生地をふくらませるために使用する重曹と誤ってホウ砂を混ぜてしまったことが、その後の調べで判明した。
化合物であるホウ砂は洗剤、植物用肥料(ホウ素)、化粧品、殺虫、害鳥駆除、スライム作りなど広い用途のある白い粉だが、ヒトの体に入れば激しい胃腸症状とショックや昏睡を引き起こすため、食品への添加は厳禁とされている。この事件を受け、自治体は「こうした有害な薬物は食品などと隔離し、安全な場所で管理を」と改めて住民に対して注意を呼びかけたもようだ。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)