『東京マラソン2015』が2月22日に開催される。同大会のフルマラソン・一般参加の部の申込みは30万人以上、抽選倍率は過去最高の10.7倍となり、出場したくても難しい狭き門となっている。趣味として、また健康増進のため、根強い人気を誇るランニングだが、より良い走りを求めるランナー向けのウエアが先月アシックスから発売された。日本初のグローバルコンセプトシリーズとなっている。
アシックスのグローバルコンセプトシリーズは、「より速く走る」「より遠くまで走る」を目指して世界中のランナーのために企画・開発されたもの。ランニングが盛んなヨーロッパ各国のランナーの意見を取り入れ、日本はもとより、アメリカやヨーロッパ各国でも順次販売する予定だ。
発売中の商品は、ジャケット(9品番)、Tシャツ(29品番)、パンツ、タイツ(24品番)。シンプルなフォルムで軽さを追求、フィット感を高めることで動きやすいなどの高い機能性のほか、ウエアの擦れる音を軽減するなどランナーのストレスフリーを目指している。また、ジャケットやタイツには夜間のランニングに備えて再帰反射テープを配して安全性にも配慮、Tシャツでは吸汗速乾性やUVケア性を持たせたタイプなどランナーのニーズに応えたラインナップとなっている。
発売から1か月ほど経ち、実際に着用したランナーから「軽くて良い。靴もそうだが、やはりウエアも軽い方が走りやすい」「体の邪魔をしないフィット感」「よく汗を吸ってくれるのに、すぐ乾いてくれて楽」といった感想や評価が寄せられている。
また、「洗練された都会のイメージ」として、全面にプリントやグラデーションを施したり、杢素材を使いナチュラルな素材感を生かしたデザインも、「とってもカッコイイ」「目立つこと間違いなし」と好評のようだ。
ウエアやシューズなどランニングと向き合い続けてきたアシックスの真骨頂ともいえる同シリーズ。世界中のランナーたちの頼もしい味方となりそうだ。
■アシックス『グローバルコンセプトシリーズ』
http://corp.asics.com/jp/press/article/2015-01-20
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)