直情型で激しい怒りを抑えられないタイプの人間を勝負の世界に引っ張り込むと、とんだトラブルに発展することがある。スポーツの試合後、敗北に怒り心頭のコーチが相手チームのコーチに暴行を加え、大変な怪我を負わせたもようだ。
高校女子バスケットボールの試合において、“161-2”のスコアで圧勝を遂げたチームのコーチに対し、「熱くなりすぎるな。相手に花を持たせる気持ちで少しは手加減を」と連盟が制裁を与えた話題を紹介してまだ数日だが、このたびは同じく高校女子バスケの試合に関し、真に罰するべき傷害事件が起きていたことをお伝えしたい。
米ジョージア州アトランタで、最近行われていた「サウスコブ高校」対「キャンベル高校」という高校女子バスケットボールの試合。勝利したのはキャンベル高校であった。ところが地元メディアの『Atlanta Journal-Constitution』が報じているところによれば、その後にある学校で両校のコーチが鉢合わせしてしまう。サウスコブ高校のメロニー・ジョイス・マーティンという女コーチがキャンベル高校の男性コーチ、タイロン・ハリスさんに近寄って暴言を吐き、イスを叩きつけ、顔面を殴って歯を折った上に、鼻と眼球に噛みついて大怪我を負わせたという。
傷害罪を含む複数の容疑で起訴されたマーティンについて、S.カールトン・ロウズ弁護士は地元メディア『WSB-TV』の取材に、「マーティンはハリス氏に指一本触れていないとして、容疑を全面的に否定しています」と話す。しかし、警察官はマーティンが顔面に噛みついたところに駆け付けており、言い逃れは一切通用しないものとみられている。
※ 画像はabc11.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)