イギリスの子作り事情について、女性を対象にちょっと面白い聞き取り調査が行われた。そこで語られたのは、“クリスマスホリデイは子作りの最盛期です。皆さん、せっせとメイクラブに励みましょう”という言葉であった。
ロマンチックなクリスマス。休暇とあってリラックスできるため、ムーディに愛を確かめ合う夫婦やカップルも多いことであろう。だが欧米の人々はこの時期、もはや「メイクラブ」どころか、「子作り」に真剣な気持ちで取り組んでいると英メディア『mirror.co.uk』が伝えている。
女性の出産と育児を応援するイギリスの『Netmums』というWEBサイトが行った、母親となった女性2,227人に対する聞き取り調査で、44%もの女性が「妊娠するなら12月から1月にかけてがベスト。だからクリスマスまでお預けとして夫やパートナーにセックスを我慢させていた」と回答。クリスマスホリデイでの大爆発を経て、21%もの女性が翌年9月に見事に赤ちゃんを出産していたことも分かった。
そんな赤ちゃんを“セプテンバー・ベビー”と呼ぶが、そこにこだわった理由として女性たちは「学校が始まるのが9月だから。小学校低学年くらいまでは、同じ学年でも体格差や理解力がまちまち。わが子には9月生まれならではの優越感を」と考えているという。日本でも暑すぎる真夏、寒すぎる真冬より3月の出産が少ないとのこと。イギリスの女性たちが考える理由と同じなのであろう。またその調査では、50人に1人が「飲み過ぎてハメを外してしまい、妊娠した」と回答。パーティ続きのこの時期、“セプテンバー・ベビー”を意識せずとも予期せぬ妊娠が起きているようだ。
また、そろそろ赤ちゃんが欲しいと思ったきっかけについては25%が感謝祭、クリスマス、誕生パーティといった親類一同が集まる場で、幸せなファミリーを見ているうちにうらやましくなってきたことを挙げている。興味深いのは“どこで行ったセックスで妊娠したと思われますか”との質問に、ほとんどの女性が「自宅のベッドではない」と思っていること。ホテルの部屋で、キッチンで、リビングで、庭で、車内でと回答は様々で、女性は非日常の大胆なシチュエーションがお好きなようだ。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)