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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】14歳少女を殺害した22歳男、罪の意識ゼロ。「社会奉仕活動とかすればいいんですよね」(米)

「妊娠したかもしれないと言われて動転し、思わず殺してしまった」。これが殺害の動機であったという22歳の男。殺されたガールフレンドはたったの14歳であった。取り調べに対して男が口走った言葉も人々に強い不快感を与えている。

ニューヨーク・ブルックリンで2013年1月、当時14歳だった交際中のシャニーシャフォーブスさんを殺害したとして逮捕されていた、クリスチャン・フェルディナンドという22歳の男。第2級殺人罪に問われたその裁判が1日に結審したが、犯行当時から一貫して罪の意識が無いことを感じさせる同被告の態度に、遺族の怒りは収まらなかったことを『ニューヨーク・ポスト』紙が伝えている。

その殺人事件は、少女の「妊娠したかも」という言葉がきっかけとなって起きた。「母親が宗教上、中絶を認めてくれない」といったメールに、フェルディナンド被告は少女をいとこの家に呼び出し、ベッドに寝かせるとその顔に枕を押し当てて窒息させ、遺体に男性用フレグランススプレーを吹きかけてライターで着火。焼却後はスーツケースに詰めてブルックリン南岸のゲリットセンから海に投棄するなど、極めて残忍な犯行であった。

「オレ、社会奉仕活動とかって言われるんでしょう? 何をやればいいんですかね。」

これはフェルディナンド被告が逮捕後の取り調べ中に口にした言葉で、法廷で検察官により明らかにされたものである。社会奉仕活動とは、投獄を免れ保護観察処分を言い渡された者に義務付けられる、懺悔の意味の地域ボランティア活動。14歳の少女と肉体関係を持ち、身勝手にも殺害しておきながら自分に下る罰は最悪でもその程度と捉えていたのだ。

また少女の遺体について行われた司法解剖では、少女が妊娠していなかったことも確認されている。短絡的で卑劣な男のせいであまりにも無駄な死を遂げたというほかない。裁判では同被告に対し25年の禁固刑が言い渡されたが、陪審員らが「有罪」との評決に至るまで審議にはたったの1時間しか要しなかったそうだ。

※ 画像はnypost.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)