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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】手作りのスタンガンを3歳の甥の体に? 30歳女が逮捕される。(米)

リップスティック型をした手作りのスタンガン。それを3歳の甥の体にたびたび当てていた疑いで、米フロリダ州セントピーターズバーグの女が逮捕された。しかしその子供の母親は妹をかばい、被害届を取り下げる可能性が出て来た。男児は困惑しているという。

フロリダ州のメディア『WFLA News Channel 8』が、謎に満ちた幼児虐待のニュースを伝えている。同州西海岸セントピーターズバーグ警察署は先月29日、カレン・ブラスウェルさんという女性からの「3歳のわが子が傷だらけです」という通報を受けてセントサウス地区のその家へ急ぎ、該当の男児を保護した。その腕にはスタンガンで撃たれたような跡がいくつかあったことから虐待行為が疑われ、男児の話から親子の家にいたカレンさんの妹で男児のおばにあたるラモナ・ブラスウェル(30)が逮捕された。

しかしラモナへの取り調べが続く中、2日後の今月1日に事件は別の展開を見せる。保証金を支払い保釈となったラモナが自宅に戻ると、姉妹は同メディアの取材に応じ、「警察官や救急隊員もあの子の体を見た時、傷跡は見当たらないって言っていたの。3歳の子が話を入れ替えたり誇張したりするから誤解を生んだんだわ」、「スタンガンは大人同士でふざけて使っていただけ」などと説明。カレンさんは「私の思い違いだったみたい。ラモナのことはもう責めたりしないわ」と擁護し、カメラの前で姉妹は固く抱き合ってみせた。

ただし男児は警察官に腕の傷跡について尋ねられた際、「ラモナおばさんが僕の体にビリビリっとするものを当てる」と話しており、ラモナの所有物から手作りとみられるリップスティック型のスタンガン(画像はwfla.comのスクリーンショット)が発見されている。誰がそのスタンガンをこしらえ、ラモナは何の目的でそのようなものを所持していたのか、そしてそのような妹を姉はなぜかばったのか多くの疑問が残ってしまった。たとえ被害届が取り下げられてもこれを幼児虐待として立件するか、州検事に判断が委ねられている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)