生き生きと仕事している人は美しい。そんな言葉の似合うドキュメンタリー映像が12月14日に公開された。この映像は、ひとりの働く女性にスポットをあて、彼女が仕事を通して知り合ったさまざまな人々にインタビューし、その印象を聞くことで彼女がどのような人なのかを探る内容となっている。また彼女自身の口から仕事に対する思いも語られ、人と触れ合うことの大切さを改めて感じさせられる。

主人公の女性は、全国に2万人を超えるというJA共済のLA（ライフアドバイザー）のひとり。6月に公開された男性LAに密着した映像に続き、その第二弾となる『ライフアドバイザーという仕事 Vol.2』が公開された。

「常に笑顔で」。簡単なようだがこれがどれほど難しいことか。
この女性LAは映像の中で、常に笑顔を絶やすことがない。彼女は地域のさまざまな人を自らハンドルを握り訪問している。ときにはその人の自宅、ときには会社。周りの人々は彼女について「笑顔が素晴らしい」「いつも元気で積極的」「とにかく楽しい」とその人柄について語る。仕事ぶりに対しても「自分を磨いている」「お客さんの信頼を得るように勉強している」と評する。

では彼女自身は笑顔についてどう考えているのだろう。「（笑顔は）人の気持ちを明るく前向きに元気にする」と語っている。さらに大事なこととして「常にオープンであること」を心がけている。相手に「何でもオープンに話していただかないと真の提案はできない」、そのためにはまずは「自分もオープンにさらけ出す」ことが重要なのだ。

そんな思いが通じてか、彼女のことを実の娘のようにかわいがるお客さんもいる。そして彼女も「家族のようにお客さんの悩みに耳を傾けたい」と常々考える。隣近所の付き合いが少なくなり、地域での人間関係の希薄さが危惧される昨今において、他人を娘のようにかわいがり、家族のように悩みを聞くという密接な関係はとても新鮮に感じられる。

もうすぐ年末年始、久しぶりに帰省をしたり、家族団らんのひとときを過ごす人もいるだろう。この映像に登場するたくさんの笑顔を見て、一足お先に、人とつながる温かさを再確認することができるかもしれない。

■『JA共済』詳細　http://www.ja-kyosai.or.jp/

（TechinsightJapan編集部　高沢みはる）