今年の夏、最新型の電動ローラースケートを開発していたカリフォルニア州に拠点を持つスタートアップ企業の「ACTON」社。ついにその商品が販売となり、クリスマスの話題のプレゼントとなるか注目を集めている。
体のためにはウォーキングが一番と分かっていても、爽快な気分や面白みを追求するとなればアメリカではやはりローラーブレードが大人気。そして歩くことが辛くなってきた年齢の人々にとって、セグウェイの登場は「夢のよう。革新的な商品だ」と騒がれたものである。
だが米カリフォルニア州の「ACTON」社が、今年の夏に発表した電動ローラースケート“R Rocketskates”もスゴイ。セグウェイほど場所を取らず、充電もあっという間。自分のスニーカーごとそこに乗るタイプで、履いたまま階段を上ることが可能。地面を蹴ればゆっくりと滑り出す仕組みも安全である。リチウムイオンバッテリーで走行し、最高時速は約19kmだそうだ。
商品開発にあたった同社のピーター・トレッドウェイさんは、「ヒントとなったのはマーベル・コミックの『アイアンマン』やアニメの『ガジェット警部』など。このスケートを履いた人たちは、まるで魔法のじゅうたんの上にいる気分を味わえることでしょう」と話している。当初の予定より少し遅れたが、このほどやっと発売を迎えたことを嬉しそうに『NBC News/Bay Area』で話している。価格は1足500ドルとクリスマスプレゼントにするにはやや高めだが、アメリカ内外で注目を集めることは間違いなさそうだ。
※ 画像はnbclosangeles.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)