この男性、兎にも角にも人に話を聞かせることが好きだから伝道師を生業としているのであろう。このほどまる2日を超える説教を続け、ギネス世界記録の“世界一の長いスピーチ”に申請した。
フロリダ州マウント・ドラで牧師をしているザック・ツェンダーさん(Zach Zehnder=31)が、“世界一の長いスピーチ”を放ったとしてギネス世界記録にその名が掲載されようとしている。
ザックさんが出場したのは、地元で行われた『Longest Speech Marathon』というスピーチの長さを競うイベント。このイベントでは各種依存症克服のための支援呼びかけも行われ、開催期間中に9万ドルの募金が集まったという。
ザックさんの登壇は、今月7日の朝7時ちょうど。ヨハネの黙示録を取り上げ、伝道師らしい流れるような語り口で延々と続いたその説教。休憩をはさみ彼がついに“Thank you”と言って降壇したのは9日午後12時21分。53時間18分という長ロングスピーチの記録を打ち立てた瞬間であった。
ちなみにこれまでのギネス記録保持者は、今年9月にインドにて48時間31分のスピーチを展開したヴィクラント・マハジャンさん。たった2か月で自分の記録をザックさんに塗り替えられてしまった。
※ 画像はmysugardaily.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)