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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】30年前に戦死した海兵隊員の亡霊、4歳男児に乗り移った!?(米)

米バージニア州の4歳の男の子が、まるで戦地に赴いているかのような話をするようになり、約30年前にレバノンで戦死したある兵士の幽霊がとりついたのではないかと話題を呼んでいる。

このほど米バージニア州のメディア『WTKR-TV』とのインタビューに応じたのは、州南東のバージニアビーチに暮らすミケーレ・ルーカスさんという女性。鳥肌を立てながら、4歳の息子アンドリュー君の様子が少し前からおかしいことを説明した。その幼い年齢からは想像できないような戦争についての知識を持っており、自分は戦死した海兵隊員だと主張するという。

アンドリュー君は「僕はジョージア州サムターで生まれたんだ」などと言うかと思うと、怯えた表情で「なぜ僕は爆撃なんかで命を落とさなければならなかったの?」とヒステリックに質問してくるという。ミケーレさんは、米ケーブル局Lifetimeの『Ghost Inside My Child』というテレビ番組のプロデューサーに調査を依頼。その結果、レバノンのベイルートで1983年10月に爆撃を受け犠牲となった海兵隊員、ヴァル・ルイス軍曹の名が浮上したという。

そこでミケーレさんはアンドリュー君を連れてジョージア州のルイスさんの墓を訪ね、慰霊の気持ちを込めて花を手向けた。するとアンドリュー君は別の墓の前に立ち、「この人も海兵隊員。僕の仲間だったんだ」と話し始めたという。「我が家にその幽霊が棲みついていて、息子にとりついてしまったのかしら。よくわからないけれどゴーストハンターに助けてもらいたい気分です」とミケーレさんはとても心配そうだ。

1975年からのレバノン内戦においては、英仏軍とともに深くかかわった米軍であったが、1983年には米大使館爆破事件が発生し、ヒズボラの大規模自爆テロを経て、1984年2月に米海兵隊は撤退した。あと4か月で祖国に戻れるはずであったルイスさん。現世にたっぷりと未練を残す無念の死であったことは疑う余地もない。

※ 画像はwtkr.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)