イングランド代表初の黒人ゴールキーパーとして長いこと活躍した元サッカー選手、デヴィッド・ジェームス氏が自己破産の申し立てを行った。自身が着用していたユニフォームなど価値の高いグッズを続々とオークションに出品し、人々を驚かせている。

英ウェリン・ガーデン・シティ出身で、ワトフォード、リヴァプール、アストン・ヴィラ、ウェストハム・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ポーツマスなどにゴールキーパーとして在籍し、元イングランド代表としては1997年から2010年までに53もの試合に出場したデヴィッド・ジェームス氏（44）。約36億円の負債を抱え、なんと破産申し立ての手続きを行ったことを『Birmingham Mail』紙が伝えている。

アルマーニやH＆Mのモデルも務め、引退後は指導者あるいは評論家として活躍し、2012年には「大英帝国勲章」の“団員（MBE）”に輝いたが、2005年に離婚したターニャさんへの慰謝料や財産分与が響いたもようだ。債務の清算にあたり所有している金目のものを現金化するため、彼は『hilcoind.com』というオークションサイトにユニフォーム、ボール、Tシャツ、ショートパンツなど、150もの思い出深いサッカーグッズを出品。サッカーファンやコレクターらを興奮させている。

ほかにも英・自転車ブランド「ラレー」のチョッパーバイク、エクササイズマシン、DJ機材、レコードや本のコレクション、VAUXHALL Astra（ボクスホール アストラ）カスタムモデルのバンなどが目を引いているもよう。できるだけ高値での入札が期待され、サイン入りのものも多数とのこと。期限は今月18日だそうだ。

※　画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）