ポーランド「ヴァルミア・マズールィ大学」の獣医学部でこのほど、開腹手術を受けた犬の縫合にあたった4年生の男が、その腹に“I LOVE YOU”の文字をステッチしていたことが発覚。大きな波紋を広げている。
獣医を目指しているボーイフレンドによりFacebookに投稿されたこの写真を見て、ガールフレンドは「こんなことをするなんて、アナタは獣医になる資格ナシ!」と怒ったのか。それとも「私のためにこんなことをしてくれるなんて嬉しい!」と感動したのか。今、ポーランドの愛犬家を大変怒らせているある話題をお伝えしたい。
オルシュティンにあるヴァルミア・マズールィ大学獣医学部の4年生だというその男は、ガールフレンドにある愛情表現をしようと考えた。手術を受けた犬の腹部を縫合するにあたり、“I LOVE YOU”の文字をその必要もない部分の皮膚に縫い、写真をFacebookに投稿したのだ。これには友人、知人らが「医者を目指す者としてあるまじき行為」、「医療訴訟の対象だ」などと徹底的に批判しており、話はメディアにまで広まっていった。
「若気の至り」というほかないこの愚行。ガールフレンドを喜ばせようとしてのちょっとした悪ふざけ、サプライズのつもりだったというこの学生には、倫理面での再教育が必要であろう。だが大学側にもこの情報が入ったのか、Andrzej Koncicki学長は「医の倫理にもとる行為」と激怒して事実関係の調査を始めたため、本人が想像もしていなかった刑罰が下る可能性が出てきたもようだ。
※ 画像はolsztyn.gazeta.plのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)