1日夜、19時45分マカオ発高雄行きの立栄航空（ユニー航空）836便で、フライト中に旅客機のドアを乗客の男が開けようとし、乗務員と乗客らに取り押さえられる事件が起きた。『NOWnews』が伝えた。

当時、旅客機は上空約7,000メートルを飛行中で、高雄空港に向けて降下を開始するところだった。突然座席を立った男は、キャビンのドアの前まで移動するとレバーに手をかけドアを開けようとした。幸いにも異変に気づいた乗務員女性2人と乗客らが協力して男を取り押さえた。20時45分、高雄空港に着陸後、男は逮捕された。

警察の調べに対して男は、マカオ滞在中に薬物を使用していたため情緒不安定になったことを供述したという。警察は、男が武器などを所持しておらず、取り押さえられる際に抵抗しなかったことから、重大な航空法違反には当てはまらないとして行政処分を科すことにした。また、薬物使用については後日調査を進めるということだ。

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（TechinsightJapan編集部　片倉愛）