今年3月に第1回目の検定が実施された『くるまマイスター検定』が好調だ。同検定は、車に関する幅広い知識を試される、国内唯一の総合自動車趣味検定だ。若者の車離れが叫ばれている一方で、車ユーザーに対して好意的な印象を持っている人が多いことが意識調査で明らかになっている。
車に興味のある人なら年齢を問わず受験できる『くるまマイスター検定』。今年3月16日に第1回目の検定が実施されたが、小学生から60代以上まで幅広い年代から800人を超す自動車ファンが2級・3級の合格を目指して受験した。女性はもちろんのこと、一緒に受験した親子もいたという。
今年11月16日に実施される第2回目では、中学生以下の受験者を対象にした“ジュニア”が新設され、2級合格者のみが受験できる難関の1級もいよいよスタートする。また、遠方からの参加者のために、東京・名古屋・大阪に加えて仙台・福岡・八戸にも受験エリアが追加されるという好調ぶりだ。
若者の自動車離れが話題になる一方で、昨年の9月に全国の20代から40代を中心に973名(男性423名、女性550名)に行われた意識調査では、車を趣味として楽しむ異性に対して76%もの人が好感を抱いているという結果が出た。また、車を活用する異性のイメージとしては、「アクティブそう」「休日を楽しんでいそう」という答えが男女ともに50%~60%と高くなっており、自動車ユーザーが好意的に受け取られていることが分かった。経済的な理由で車離れをする若者も、車そのものに魅力は感じているようだ。
その裏付けが前述の『くるまマイスター検定』の好調な受験状況に表れている。同検定の応援団長を務めるテリー伊藤氏は、「自動車は20世紀最大にして最高の発明と言われています。今回の検定はそうした、自動車をさらに広く、深く楽しむための絶好の機会です。」とコメントしている。
『くるまマイスター検定』は7月16日から受験申し込み受付開始。
■公式サイト www.meister-kentei.jp/car/index.php
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)