神田沙也加とギタリストのBillyによるユニット『TRUSTRICK』(トラストリック)がラジオ番組に出演してユニット名の由来を明かした。また、神田沙也加が新ユニット結成に向けて多くのミュージシャンの中からBillyを選んだ理由も語られたが、トークが進むにつれて2人の真逆な性格が垣間見えた。
神田沙也加は映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版でアナ役を演じて、ミュージカルで鍛えた歌唱力を発揮。歌手としての実力を世界に知らしめた。そのタイミングで新ユニット・TRUSTRICKを結成すると、6月25日にはデビューアルバム『Eternity』をリリースして話題になっている。
29日放送のラジオ番組『YKK AP presents 内田恭子のウチ・ココ ~ウチだけ、ココだけの話』(TOKYO FM)に、そのTRUSTRICKの神田沙也加とBillyが出演した。
これまでも歌手として活動してきた神田沙也加が編成を変えてやってみたいと思い立ち、先輩アーティストのアドバイスを受けて数々のミュージシャンと出会った。その中でBillyを選んだのは、彼が『J-POPに造詣が深い』と分かったことが大きな理由だという。神田沙也加は「洋楽に関心がある人は多いが、日本でやっていく上で歌謡曲やJ-POPへの愛着は必要だと思う」と新ユニットで目指すところを語る。
一方のBillyは「彼女の透明感のある歌声」と「やろうとすることが明確だった」ことからユニット結成の話に乗ったそうだ。彼はロックバンド『猫騙』 (ねこだまし)でギタリストを務めていたが、2013年5月4日に自身のブログで脱退を表明している。
ユニット名の『TRUSTRICK』について“TRUST”は「信頼」されるボーカルであるために神田沙也加を表し、“TRICK”はそれに対して「遊び心」を持つギターのBillyを指すという。「初めてキチンと説明したね!」と2人も解説しながら嬉しそうだった。
神田沙也加から見たBillyの印象を「最初はポーカーフェイスで落ち着いた感じに見えたが、次第に“緊張しい”で今も心の中で震えているのが分かるくらいになった」と笑いながら明かす。
メディアやイベントなども彼女の方が場数を踏んでいるだけに、「人様の前に出る時は背筋を伸ばして」など彼を指導する役目となっている。Billyも「そういう風に言われるのが心地よい」とまんざらでもないようだ。意外にも神田沙也加が“S”的なのに対して、Billyが“M”的な性格でバランスがとれているのかもしれない。
6月29日に東京、池袋サンシャインシティでミニライブ&握手会を行った2人は、七夕の雰囲気を出すために浴衣姿を披露。おそらくBillyにとっては初めての体験だったのではないだろうか。
※画像は『twitter.com/sayakakanda』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)