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自宅の自室に放火した男(20歳)が27日深夜2時頃、逮捕された。男の家族によれば、きっかけは、母親に「早く歯磨きをして寝なさい」と言われたことだったという。
『聯合新聞網』が伝えたところによると、事件が起こったのは、26日夜11時頃。自室にこもり、携帯電話で遊んでいた男は、母親に歯磨きを急かされたことに腹を立て、母親と口論。止めに入った父親にも暴力をふるいケガを負わせた。その後、男は家を飛び出したが、深夜1時頃家に戻ると、自室のドアの前にタンスでバリケードを作り、服や紙くずに火をつけた。幸い、黒い煙に気付いた父親がドアを破って部屋に入り、バケツに水を汲んで消火したということだ。
消火する父親に対し男は「俺のことは放っておいてくれ!」と叫んだという。事件の様子を見ていた男の弟は、兄が両親に対し危害を加えるのではないかと心配し、警察に通報。男は逮捕された。
警察の調べに対し、男は「退役後、親しかった友人が刑務所に入り、恋人にも振られてしまってムシャクシャしていた。牢屋に入りたかった」と話したという。男の父親によれば、男はこれまでにもよく家族と衝突しており、暴力を振るわれたのも今回が初めてではなかったそうだ。
※画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)