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南アフリカのダーバンにある学校で、教師が生徒に体罰を与えていたことが生徒たちの被害届により発覚した。停職処分を受けた教師は自ら警察に出向いた。
南アフリカにも「学校内で生徒に体罰を行ってはならない」という規定はある。しかし、悪ふざけのような体罰や校内暴力は小中学校でも多発しているのが現状だ。
3月31日に警察が発表したところによると、2名の生徒が両親らに付き添われて被害届を出しに来た。生徒たちの供述によれば3月14日、15歳の生徒5人がクラス内で騒いで授業を妨害したとして体罰が行われたとのことだ。
彼らはコンクリート舗装の道に連れて行かれ、10分間ひざまずいて歩かされたという。未舗装の道路をヒザ歩きした場合は砂利などでけがをするが、舗装されたとはいえ南アフリカの道路は突起が多い。彼らのヒザには丸いやや深めの擦り傷が見られ、ある生徒は膝が腫れており治療が必要であった。
3月30日、クワズール・ナタール州教育省は体罰を行った教師に対して停職処分を発表した。しかし教師はこの停職処分命令を受け取る前に自首したもよう。現在、教師は警察で事情聴取を受けている。
※ 画像はiol.co.za/newsのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)