奇抜な衣装とパフォーマンスで世間を驚かせている歌姫レディー・ガガにも、才能を嫉妬する相手がいるらしい。『PORTER』誌のインタビューでは、その人物や自身のクリエイティブ精神について明かしている。

人気の低迷が囁かれるも、相変わらずユニークで個性的な衣装が話題になっている歌姫レディー・ガガ。3月28日の誕生日には、かねてから交際している『Chicago Fire』の俳優テイラー・キニーと過ごしたガガが、ビンテージ衣装とシンプルなメイクを施し“普通の女性”として『PORTER』誌に登場。インタビューでは妹の才能や自身のクレイジーな衣装について語っている。

「私はとても才能のある妹に激しい愛を抱いているの。彼女のデッサンを見たときに“ヤバい！　一日中彼女のアパートにいて、ただ煙草を吸いながら縫い物をしていたい”って思ったくらいなんだから。」

モデルデビューを経て、現在はファッションデザイナーとして活躍する妹のナタリー・ジャーマノッタさんをそう称賛したガガ。さらに、生肉ドレスや空飛ぶドレスなど斬新なファッションを披露してきたガガは、昨年の9～12月はアイデアが止まらなかった時期であったことを明かした。

「私の精神が休まらない時だった。それが行動にも表れるの。もし一つのスタイルを長い間保っていれば、それは新しいテーマとしてまとまったってこと。だけどそうでなければ、常に探し続けるだけ。“次は…次は…？”ってね。」

昨年9～12月といえば、アルバム『アートポップ（ARTPOP）』を発売し、ちょうど人気低迷が囁かれ始めた頃。そんな噂を払拭するようにクラブでは全裸で歌うなど、素の自分を見せることにこだわっていた時期でもある。しかし話題性はマイリー・サイラスに負け、苦悩していたのかもしれない。その時を過ぎ、またも珍衣装で世間を驚かせる方が自分には合っていると実感したのだろうか。
（TechinsightJapan編集部　ピーリング麻里子）