昨年春にツアー『The Mrs. Carter Show World Tour』をスタートし、様々な国でエキサイティングなショーを開催した歌姫ビヨンセ。そのツアーが大成功という形で幕を下ろしたばかりだというのに、このほどビヨンセはファンに訴訟を起こされてしまった。
昨年12月のこと、シカゴにてショーを開催した歌手ビヨンセ。しかし会場「The United Center」の外にはファンが殺到し、開場と同時にファンが一斉に中に流れ込んだ。このとき長年のファンというラクエル・カステラノス(Raquel Castellanos)さん、そしてガブリエラ・デヴィッドソン(Gabriella Davidson)さんの2名が他のファンらに踏みつけられ、一時意識を失い骨折までしたのだ。
この2人の起こした過失訴訟によると、会場とショーのプロモーターからは「いつどのゲートが開けられるのか」「どこから会場に入るべきか」といった説明もなかったそうだ。その結果、ファンの集団に踏みつけられ負傷した2人は、ビヨンセ、会場、そしてプロモーターを相手に賠償金を求める構えという。
ツアーの最終日にあたる3月27日に、ポルトガルのステージで涙ながらにファンに感謝の言葉を述べたばかりのビヨンセ。莫大な財産を持つだけに賠償金の支払いを命じられても問題はなさそうだが、ツアー終了を祝う中で苦い思いを味わうことになってしまった。
※画像は、『Instagram beyonce』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)