身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
Rank.1
「ギニアで謎の病気が発生し、1か月半で23人もの死者が出ている」と報じられて数日となるが、これが「エボラ出血熱」によるものであることが確認された。治療法が確立しておらず、予防のワクチンもない非常に致死率の高い伝染病である。
アフリカ・ギニア共和国の保健省は現地時間の22日、GueckedouとMacentaを中心としたギニア南部で流行している謎の伝染病が、感染力も致死率も高い伝染病の「エボラ出血熱」であると発表した。同省のSakoba Keita医師はAFP通信に、「患者から採取したサンプルを分析していたフランス・リヨンの研究所から結果が通知された」と述べている。
性行為ばかりか患者の血液や汗、排泄物に触れてもうつるといわれ、高い感染力が恐れられている「エボラ出血熱」。近年ではウガンダやコンゴで流行し、致死率は25%~90%。下痢や嘔吐から始まり、体の内外で出血すると症状が重くなる。今回この病気が最初に発生したのは2月9日のことで、これまで確認された患者数80人のうち死者は60人を超す勢いを見せいているという。
「国境なき医師団(Medecins sans Frontieres)」は医療チームと33トンの薬品や医療器具を現地に送り込んでおり、22日には体制のさらなる強化を検討中と発表。Sakoba Keita医師は「難しい状況が続いているが、海外からのこうした医療支援を頼りに万全の体制で収束に向かうよう努力を続けたい」などと話している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)