『恋するフォーチュンクッキー』(恋チュン)ダンスの輪が福岡県南部の八女市にも広がった。行政主導ではなく地元を愛する有志の人々による、手づくり感溢れるほのぼのとした作品だ。八女市のゆるキャラ・みどりちゃんをはじめ周辺エリアのゆるキャラたちも応援してくれてさらに“ゆるさ”を増している。
AKB48の楽曲『恋するフォーチュンクッキー』の人気はメンバーやファンの予想さえも超えるものとなっているようだ。3月14日の『ミュージックステーション』で“カラオケで1曲目に歌う曲は?”を都内で街頭アンケートしたところ1位は“恋チュン”だった。
50代の女性は「あれは盛り上がるでしょう! この年齢でも覚えやすい」とコメント。中学3年生の女子も「皆知っているし、踊りも簡単で見よう見まねでできるから」というように世代を越えて受け入れられているのが人気の秘密だろう。
AKB48グループのHKT48が拠点にする福岡市から南に50キロ程度に位置する八女市。同市在住の人々が中心となって“着物で恋するフォーチュンクッキー in八女ぼんぼりまつり”を踊った動画をYouTubeで公開している。
八女市は玉露茶などの八女茶や和紙、仏壇、提灯など伝統工芸でも知られる。その1つに雛人形があり、2月中旬から3月中旬まで“雛の里・八女ぼんぼりまつり”が開催される。
そのまつりのイベント実行委員や八女をこよなく愛する人々が集まり、まつり会場内の数か所で「“恋チュン”を楽しく踊ってみました~」というのが今回実現したいきさつらしい。
タイトルどおり、女性陣を中心に和服を着こなして“恋チュン”を踊っているのが見どころだ。バックに映る雛人形も楽しいが、八女市のゆるキャラみどりちゃんをはじめ、くるっち(大木町)、ちくちゃん(筑前町)、モッカくん(大川市)も登場して和ませてくれる。
※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)