フジテレビ『笑っていいとも!』が東京消防庁新宿消防署から感謝状を贈られた。2月28日にスタジオアルタで新宿消防署長が感謝状を読み上げてタモリに直接手渡すと拍手が起きた。平成26年春の火災予防運動が3月1日より始まることから女優の加藤あいをキャラクターに起用したポスターとともに火災予防を呼びかけていた。
3月2日の『笑っていいとも!増刊号』で28日(金)に新宿消防署長から『笑っていいとも!』に感謝状が贈られた場面が放送された。金曜日の生放送でエンディング後のステージに署長が登場してタモリに対して感謝状を読み上げた。
「感謝状、フジテレビジョン『笑っていいとも!』のみなさん。貴番組は平素から消防業務の重要性に深い関心と理解を寄せられ、長年にわたりテレビ放送を通じて防火防災思想の普及と啓発に尽力された、その功労は誠に顕著であります…」
感謝状と共に“TOKYO FIRE”のロゴが入った帽子とマスコットキャラクター“キュータくん”の人形を受け取ったタモリは帽子を被って「いいですね」と嬉しそうにしていたが、周囲からは「釣り人みたい」だと突っ込まれていた。
『笑っていいとも!』と防火防災といえば、2012年の12月6日にミュージシャンの泉谷しげるがテレフォンショッキングに出演した時の出来事を思い出す。泉谷は「『いいとも』はお祝い事だ!」と巨大なバズーカクラッカーを担いで登場した。
しかし、彼はクラッカーを破裂させずにそのまま観客席に放り込んだ。微量とはいえ火薬が使用されているため鳴らすことはNGにされたそうだ。あの暴れん坊の泉谷しげるに消防法を遵守させる番組スタッフの徹底ぶりを思わせたエピソードである。
東京消防庁では平成26年春の火災予防運動を3月1日(土)から3月7日(金)まで実施する。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)