また1人、長年独身を貫いてきた男性芸人が結婚した。キャイ～ン・天野ひろゆきが43歳で、才色兼備の元アナウンサーと結婚を果たした。テレビで活躍する40代の独身男性芸人たちは、結婚願望を口にする者が多い。しかし、どうやら少し変わった結婚観があるようだ。

27日深夜放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）で、ナインティナイン・岡村隆史（43）が結婚について語った。相方である矢部浩之が昨年結婚してから、結婚願望を口にすることが多くなった岡村。しかし、どうしてもお相手の“過去の男性遍歴”が気になるのだという。以前の放送でも、好みの女性について「新垣結衣似のパン屋で働く生娘」と男子中学生のような発言をしている。冗談のような話だが、実際にバラエティ番組で真剣にお見合いをした際に、相手の女性がかつてワイドショーを騒がせた医師とお付き合いしていたことを知り、破局してしまっていた。「知らない医師だったら許せたかも」と岡村は当時を振り返るが、やはり過去の男性は気になるようだ。

さらにくりぃむしちゅー・有田哲平（43）も、矢部にお付き合いする女性の“過去の男性遍歴”が気になること告白しており、矢部は「有田さんも結婚は無理」と苦笑いする。いずれにしても、2人とも女性に対しての潔癖なまでの妄想が結婚の邪魔をしているようだ。

草食男子が増え、結婚適齢期の独身男性の3人に1人が「交際経験」「性経験」なしと回答する時代だ（オーネット調べ）。岡村隆史や有田哲平のような女性への妄想は、現代の男性にとって特別なものではないのかも知れない。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）